- 出産祝いは郵送しても大丈夫?
- 出産祝いを郵送するときのマナーや注意点は?
- 出産祝いを簡単に郵送する方法ってあるの?
出産祝いは郵送で贈るのがおすすめです。
郵送なら、来客対応をしなくて済むので、ママの負担を減らすことができるからです。
ただし、郵送する場合には、時期・宛名の書き方・のしの付け方など注意が必要です。
この記事では、出産祝いを郵送する時のマナーや注意点について解説します。
さらに、最近人気の郵送方法・『ネット直送』と『ソーシャルギフト』についても紹介します。
出産祝いは郵送するのがベター
出産祝いは郵送するのがおすすめです。
相手の顔を見ずに送りつけるのは失礼ではないかと心配かもしれませんが、出産祝いに限っては、郵送の方が親切なケースが多いです。
産後すぐのママは慣れない赤ちゃんのお世話で余裕がなく、訪問対応が負担になる可能性があります。
また、赤ちゃんも、知らない人が家に来ることで、ぐずったり寝付きが悪くなることがあるからです。
近所に住んでいる…、ママから赤ちゃんを見にきてと言われた…など、特別な事情がある場合を除き、出産祝いは郵送しましょう。
【出産祝いを自宅訪問で贈る場合のマナーを知りたい方はこちら】
出産祝いを郵送するときの注意点
母子の健康を確認する
そもそも出産祝いとは、無事の出産を祝って贈るものです。
そのため、出産後に母子の体調が優れない状態で贈るのは、失礼にあたります。
また、同じ理由で、無事に出産できるかわからない産前に贈るのもNGです。
産後、母子の健康が確認できてから、郵送するようにしましょう。
生後2~3週頃がベストタイミング
出産祝いを郵送するベストタイミングは生後2〜3週間頃です。
出産祝いを贈る時期は、生後7日目(お七夜)〜生後1か月頃(お宮参り)とされていて、この期間内であれば、いつ贈ってもマナー的には問題ありません。
ただし、生後7日目近くだと、体調が優れず入院が延びて、母子が家にいないというケースも珍しくありません。
その点、生後2週間を過ぎる頃になれば退院しているケースが多いので、出産祝いを郵送しても失礼にあたらず、ママ本人が受け取れる可能性も高くなります。
生後2〜3週間頃を目安に、郵送の準備を進めておきましょう。
里帰り出産の場合は住所を確認
里帰り出産の場合、出産祝いを贈る時期にはママはまだ実家にいる可能性が高いです。
あらかじめ、いつまで実家にいるのかと、実家の住所を確認しておきましょう。
宛名は基本的にはママ
郵送する時の宛名は、基本的にはママの名前、もしくはママと赤ちゃんの名前にします。
出産祝いはママと赤ちゃんに贈るものだからです。
ただし、これはあくまで基本であって、相手との関係性や里帰り中かどうかによって変えても構いません。
直接の知り合いがパパなら、『パパとママの連盟』に。
直接の知り合いがパパでママの名前を知らないなら、『パパ+ご家族様』に。
里帰り中なら、『〜様方、ママの名前』に。
…など、状況に合わせましょう。
品物を送るなら、内のし
出産祝いの品物を郵送する時は、『内のし』をつけます。
内のしとは、包装紙で包んだ中身に付けるのしのことです。
出産祝いを手渡しする時には、一目でお祝いとわかるように外側にのしをつけます。
一方、郵送の場合には、のしに傷がつく可能性があるので、内のしにするのが一般的です。
ギフトショップなどでは、郵送する場合には内のしにしてくれることが多いですが、不安な場合は確認してみるとよいでしょう。
水引は紅白の蝶結び(花結び)を選びます。
出産祝いののしについては以下で詳しく解説していますので、ご覧ください。
【出産祝いの のしの書き方・付け方について詳しく知りたい方はこちら】
現金を送るなら、ご祝儀袋に入れて現金書留
現金の場合は、現金を祝儀袋に包み、現金書留で送ります。
現金を郵送できる方法は現金書留だけなので、絶対に普通の郵便では送らないで下さい。
また、祝儀袋についても、贈る金額が多いほど豪華なものにします。
水引は、品物を贈る場合と同様に、紅白の蝶結び(花結び)を選んで下さい。
メッセージカードを添える
品物を郵送する場合も、現金を郵送する場合も、メッセージカードをつけましょう。
簡単な文章で構わないので、お祝いの気持ちを込めて書いて下さい。
出産祝いのメッセージカードの書き方については、以下で解説していますので、参考にして下さい。
【出産祝いのメッセージカードの書き方を知りたい方はこちら】
『ネット直送』や『ソーシャルギフト』もおすすめ
最近では、出産祝いの郵送方法として、『ネット直送』や『ソーシャルギフト』を利用する方が増えてきています。
忙しい方や、SNSでの付き合いが多い方が、便利に使える郵送方法なので検討してみて下さい。
ネット直送とは?
多くのネットショップでは、注文した出産祝いを、ショップから相手に直送してくれるサービスがあります。
直送サービスを利用すれば素早く相手に出産祝いを届けることができるので、
「出産報告を聞いた時期が遅かった…早く贈らないと生後1ヶ月を過ぎてしまう!」という場合などに便利です。
ソーシャルギフトとは?
最近では『ソーシャルギフト』と呼ばれるサービスも人気があります。
ソーシャルギフトとは、SNSやメールだけでやりとりをしていて住所がわからない相手に、出産祝いを贈ることができるサービスです。
贈る側がwebで商品を注文する → 受け取り専用URLが相手のメールなどに送付される → そのURLから相手が自分の住所を入力 → 商品が住所に届く
…といった流れで贈ることができます。
ネット直送やソーシャルギフトが充実しているギフトショップ
以下に、ネット直送やソーシャルギフトを展開しているおすすめギフトショップをまとめました。
参考にして下さい。
TANP(タンプ)
豊富な品揃えで、価格帯も約3,000〜50,000円と幅広いギフトショップ。
直送はもちろん、住所がわからない相手にも贈ることができるeギフトというサービスもあります。
最短で翌日に届く※ので、スケジュールが押している方にもおすすめです。
※場合によるので要確認
主な取り扱いアイテム | ベビー用品、ママ向けアイテム、カタログギフトなど |
備考 | 直送OK、eギフトOK、ラッピングあり、メッセージカードあり、のしあり |
Gift Pad(ギフトパッド)
メールやSNSでギフトが贈れるソーシャルギフトに力を入れているショップ。
動画でお祝いメッセージを贈れるサービスもあり、メッセージカードよりも気持ちが伝わりやすいと人気です。
住所がわからない相手に出産祝いを贈るなら、一度は検討してみて欲しいおすすめショップです。
主な取り扱いアイテム | webカタログギフト、ベビー用品、ママ向けアイテムなど |
備考 | ソーシャルギフトサービスOK、直送OK |
antina(アンティナギフトスタジオ)
アクタス・DEAN&DELUCAなどの『ブランドカタログ』や、日本の職人が作った雑貨を集めた『メイドインジャパンカタログ』など、コンセプトカタログが豊富なギフトショップ。
直送は、商品を自分の目で確認できないというデメリットがありますが、
アンティナではカタログのサンプルを無料請求できるので、安心です。
主な取り扱いアイテム | コンセプトカタログギフト、ベビー用品、ママ向けアイムなど |
備考 | 直送サービスOK、カタログサンプル無料請求あり、ラッピングあり、メッセージカードあり、のしあり |
まとめ
出産祝いは、郵送で贈ることで、相手の負担を減らすことができます。
また、直送やソーシャルギフトサービスを利用すれば、時間をかけずに出産祝いを贈れるので、自分にとってもメリットがあります。
時期・宛名の書き方・のしの付け方などマナーを守って、スマートに出産祝いを郵送しましょう。
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